駅のホームに集まった多くの人…そのお目当ては“貴婦人”の愛称で親しまれるSL列車です。
新潟市秋葉区の新津駅と福島県の会津若松駅の間を走る「SLばんえつ物語」が運行開始から25年を迎え、4月29日、新津駅で記念式典が開かれました。
SLばんえつ物語は1999年に小学校で保管されていたSL列車を約30年ぶりに復活させ運行を開始しました。
式典で機関士などに花束が手渡されると…多くのSLファンがカメラを向ける中、25周年を記念した特別なヘッドマークをつけた列車が出発していきました。
【訪れた人】
「やっぱり間近で見るのは違うなと」
【訪れた人】
「SLだから聞こえる音と間近で見る迫力があっていい」
【訪れた人】
「SLが走らないところが多くなっているが、これからもずっと走ってもらいたい」
全国でSL列車が引退していく中、関係者は改めてその人気を実感したようです。
【磐越西線SL定期運行推進協議会 前田正実 会長】
「これだけ大勢の皆様が駆け付けてくれたということは、それだけSLの人気もまだまだこれからだと思っているし、観光協会とますます連携を取りながらSLの定期運行を推進していきたい」
この日は式典に合わせ新津駅前でもイベントが開かれ、ミニSL乗車体験などを楽しむ親子連れでにぎわいました。
SLばんえつ物語は土日を中心に9月までの運行が決まっています。
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