県が企業と協力して実証試験を行っているピーマンの自動収穫ロボットの実用化に向け、進捗報告会がありました。

報告会には県などから約50人が参加しました。
新富町のAGRISTが手がけるピーマン自動収穫ロボットは、カメラがついたアームを上下に動かしながらピーマンを探し、自動で収穫します。

実証試験は県総合農業試験場や宮崎市・西都市・新富町の3戸の農家で行われていて、このうち県総合農業試験場では、同じ品種でピーマンの高さなどを変えた4つの栽培方法が試されています。

ロボットが葉に隠れたピーマンを認識できないため、成長に必要な量を維持しつつ、葉の数を調整する必要がある事が課題となっています。

(県農業普及技術課 波越 啓太 主査)
「人口減少しながらも産地の規模を維持していけるような技術の一つになるように県としてもこの取り組みを進めていきたい。」

県は、早ければ2027年の導入を目指しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。