三菱UFJ銀行の行員が支店の貸金庫から十数億円相当の金品を盗んだ問題で、半沢頭取ら経営陣が発覚後初めて記者会見を開きました。

三菱UFJ銀行 半沢淳一 頭取
「お客様や関係者の皆様に心よりお詫びを申し上げます」

40代の女性行員による窃盗被害は、これまでにおよそ60人に十数億円の被害があることがわかっていますが、会見で新たに、ほかに数十人から被害の可能性の申告があったと明らかにされました。さらに銀行の調査に対し、盗み取った金品を「投資などに流用した」と話していたということです。

会見で半沢頭取は、自身を含めた役員の処分について、「責任を明確にする中で具体的に検討していきたい」と述べるにとどまりました。

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