県のアンテナショップ、「宮城ふるさとプラザ」。

15日は、午前11時の開店を前に長い列ができていました。

宮城ふるさとプラザは、東京・池袋で2005年から営業していますが、年間1億3千万円あまりの賃料などを理由に、県が閉店することを決め、15日がこの場所での最後の営業日となりました。

牛タンに…笹かまぼこ…
東京にいながら宮城を感じられる店には、オープンから先月末までに、延べ1368万人が来店したそうです。

訪れた客
「最後だから来た。寂しいですね、ずっと東京なんですが、ずっとあったので」「(宮城に)行ってみたいという話が店内で聞こえて、いいアピールの場所だった」

店を運営する県物産振興協会は、存続を望む多くの声に応え、来年1月中に日本橋の茅場町に後継店を開き、独自で営業を行う予定です。

宮城ふるさとプラザ 大蔵国孝店長
「宮城県出身の人が立ち寄るところを確保していくのは、これまで関わってきた自分たちの責任、頑張っていかないといけないと思う」

宮城ふるさとプラザは、15日午後6時に営業を終える予定で、19年の歴史に幕を下ろします。

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