宮城県気仙沼市の商店街で去年、大きな話題を呼んだユニークなポスター。その年に流行った漫画や映画などをパロディにして商店街を盛り上げようと店主たちが制作しています。今年は一体どんなポスターが完成したのでしょうか?

白のユニフォームにブルーの文字。今年何度も目にしたあの野球チーム?…ではなく、こちらは気仙沼市にある条南商店街がつくった“パロディポスター”。見覚えのあるあのポーズを決めるのは商店街の店主たち。全力でPRします!

気仙沼条南商店街 赤間文彌名誉会長
「恥じらいがないと言えば嘘だけど…」

ポスターの主役は赤間文彌名誉会長(90)。満面の笑みで、あのメージャーリーガーも顔負けのスライディング!90歳とスタンプラリーの商品総額90万円をもじった「50-50」ならぬ「90-90」。キャッチフレーズには、今年一世を風靡したあの歌に「初老ジャパン」の文字が踊ります。

震災で元気がなくなった商店街を盛り上げようと、2013年から制作を始めたポスター。その年にはやった漫画や映画などをパロディにした作品はSNSでも大きな反響を呼びました。

気仙沼条南商店街 赤間文彌名誉会長
「うちの商店街だけでなく、気仙沼全体の活性化になると思うと、少々のことを頼まれたら喜んでやる。すぐ『はい』と言ってやる」

ポスター効果もあってか、12月13日に始まった商店街のスタンプラリーには去年より6店舗増えて106店舗が参加しています。

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