福井駅構内に、新たな店舗がオープンします。大津屋が手掛ける土産店とコンビニエンスストアが一体となった新店舗の内覧会が11日に開かれ、内装や商品のラインナップがお披露目されました。
          
福井駅のハピライン改札口近くにオープンする「福人喜 福井駅店」は、大津屋が手掛ける土産店「福人喜」とコンビニエンスストア「オレンジBOX」が一体となった30坪の店です。
   
店内には、普段使いできる商品や地元の特産品を使った土産品、工芸品など、あわせて約1000種類がそろっています。壁には、地元企業から提供されためがねフレームの一部や越前和紙があしらわれるなど、福井らしさが感じられます。
  
最大の特徴は、店内に厨房を構えて手作りのおにぎりを提供できることです。大津屋の村田岳取締役本部長は「他にないような形態だと思う」と話します。
 
福井のコメのおいしさを味わってもらいたいと、店内の厨房で手作りしているおにぎりには、福井県のブランド米「いちほまれ」を使用。また、オープンに合わせて新発売する「田舎弁当」には、帰省客が帰りの電車で故郷の懐かしさを味わえるようにと、「たくあんのうま煮」や「九頭竜まいたけの天ぷら」など福井の郷土料理を詰め込みました。
 
土産品は、定番商品はもちろん、まだあまり知られていない地元の工芸品などをそろえ、地元の商品を発信できる場になることを期待しています。
 
大津屋では「地元の人に地元のことを良く知ってもらい、(県外の人に)福井のお土産を宣伝してもらえる営業マンになってもらいたい」と期待しています。
  
「福人喜 福井駅店」のオープンは12日午前10時で、営業時間は午前6時から午後9時までです。

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