岩手県盛岡市の都市計画道路・盛岡駅内丸線のうち大沢川原地域の4車線化工事見直しを求め地域住民が12月9日、市に陳情書を提出しました。

9日は盛岡市の大沢川原1丁目町内会の住民などが内舘茂市長に計画見直しを求める陳情書と120人分の署名を手渡しました。

盛岡駅内丸線は当初都心環状道路盛岡駅南大橋線として、盛岡駅から南大橋付近までを4車線道路で結ぶ計画でした。

しかし計画の見直しで2023年までに下の橋付近から南大橋付近までの整備を取りやめ路線名も変更されました。

これまでに盛岡駅から岩手女子高校付近までの整備を終え、12月9日時点では下の橋付近まで約260メートルの4車線化工事が残っていて、市は2025年度以降用地交渉を進める方針です。

地元住民などはすでにこの道路整備は本来の目的を失っているとしています。

大沢川原1丁目町内会 濱田直仁副会長
「4車線道路という比較的大きな道路が大沢川原1丁目に必要か矛盾を感じる」

陳情を受け内舘市長は市のためにどうあるべきか考えたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。