いわぎんリサーチ&コンサルティングは、岩手県内の公務員と民間企業で働く人合わせて560人が回答したこの冬のボーナスの調査結果を11月に発表しました。

このうち使い道についてを複数回答で質問したところ「消費」と答えた人の割合が71.6%と最も多くなりました。

内訳は「生活費の補填」が最多の35.7%で2023年よりは5ポイント下がった一方、「買い物」や「旅行」の割合は上昇する結果となりました。

これについていわぎんリサーチ&コンサルティングは「物価高騰が続くなか使い道にめりはりをつけていることがうかがわれる」と分析しています。

街の人に、より具体的なボーナスの使い道を聞いてみると、「株に使う。老後の貯蓄」「お年玉もあるし、旅行に行こうかなというのもある」「旅行に行く。貯金はしない」「まずは貯金。あとは最近物価高なのでちょっといいものを食べよう」と様々な声が聞かれた。

こうした中、盛岡市の百貨店「カワトク」では、いま比較的価格帯の高いお歳暮が人気を集めています。
物価高で節約志向が高まる中、お歳暮で贅沢感味わってほしいという思いがあるのではないかとカワトクは分析しています。

川徳 佐々木睦販売推進担当
「売れ筋でいうと5000円~8000円が多い。奮発というかちょっといいものを贈りたいというお客さまが多い」

出費が増える年末年始、大切なボーナスの使い道はこれまで以上に慎重に見極めている人が多いようです。

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