赤沢亮正経済財政相は12月6日の閣議後会見で、2%の物価目標は着実に近づいているなどの前日の自身の発言に関連して「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられている」との見方を示した。都内で10月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

赤沢亮正経済財政相は6日の閣議後会見で、2%の物価目標は着実に近づいているなどの前日の自身の発言に関連して「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられている」との見方を示した。

発言の真意を問われ、赤沢経済財政相は「われわれは、アコード(共同声明)を念頭に連携しながいろいろな政策を打ったりしている」と説明。「日銀には、引き続き政府と連携し2%の物価目標の持続的・安定的な実現に向けて適切な政策運営を期待している」と述べた。


 

5日の衆院予算委員会では、立憲民主党の階猛委員が実質賃金の黒字化には中小企業に負担となる大きな賃上げよりも円安・物価上昇の緩和が先でないかと石破茂首相などに質問。そのやり取りの中で赤沢経済財政相は2%の物価目標は着実に近づいており、物価目標を実現しつつあるという日銀の認識を共有していると語っていた。




[ロイター]


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