JR東日本が、山手線などの初乗り運賃を現在の150円から10円引き上げる方向で検討していることが分かりました。

JR東日本は、山手線などの切符の運賃の値上げについて、2026年の3月に行う方向で検討を続けていましたが、近く国に値上げの申請を行う方針であることが分かりました。

値上げは普通運賃や定期券が対象で、山手線などの初乗り運賃は150円から10円引き上げ、160円となる方向で検討しているということです。

値上げによる増収分は、安全対策や設備維持などに充てる方針です。

JR東日本は、2023年3月に駅のバリアフリーを充実させるために首都圏の一部で値上げを実施していますが、全面的な値上げは消費税導入などの際を除けば、JRとなった1987年以来初めてとなります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。