金沢港から氷を輸出です。不純物がほとんど入らない氷作りで定評がある金沢市の製氷業者が、4日、金沢港から氷を輸出しました。
金沢市のクラモト氷業は氷に不純物がほとんど入らない高い技術力が、国の内外から評価されています。2019年から愛知県などの港まで氷を運び、海外に氷を輸出してきましたが、今回、金沢港の整備が進み、コストが低下したことから、金沢港から直接氷を輸出することにしました。
4日はオーストラリア向けに約16トンの氷を輸出するため、金沢港に向かうトレーラーに氷を積み込みました。
クラモト氷業 蔵本和彦社長:
「かれこれ5年前からなんとか金沢港から輸出できないかというのは画策していました。金沢港からの輸出は感慨深いものがあります。金沢の文化とか僕たちは氷ですけどそういったものを世界に広げていくのに金沢港は格好のいい場所だと思っているので、その足がかりになる会社になればいいなと思います。」
クラモト氷業によりますと、金沢港から輸出することでコスト削減に加え、氷を陸上輸送する際に排出される二酸化炭素の大幅な削減につながると言う事です。4日、積み込んだ氷は1カ月ほどでオーストラリアに到着するということです。
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