福島第一原発3号機では「デブリの一部をセメントのような充填剤で固めて水をかけながら取り出す」という「大規模取出し」が計画されている。
東京電力はこれに先立ち、12月4日から格納容器につながる配管の周辺の状況をカメラで確認するなどの調査を行う。
2号機では11月に、事故後初めてとなる燃料デブリの試験的取り出しに成功していて、その際に使用した配管と同じ位置にあるものを3号機でも使えるか確認する。
3号機での大規模取出しについて、東京電力は2025年度半ばまでに予算規模やスケジュールを検討する計画だ。
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