ここ最近の電気代・ガス料金の請求書を見て驚いたという人も多いのではないでしょうか。高止まりが続く中、この冬をどう乗り切るのか…。お風呂の温度を1℃下げただけでも料金に違いが出るそうです。

■電気・ガス料金お手軽節約術 設定変更で2万円以上お得

日比麻音子キャスター:
光熱費が高止まりしていますが、ちょっとした行動で年間約2万6000円以上の節約ができるということで、節約アドバイザーに聞きました。

【リビング編】
エアコンやこたつ、電気カーペットなど、さまざまなものがあるかと思います。

●エアコン:暖房の使用時間を1日1時間減らすと、年間1310円の節約
●こたつ:設定温度を強から中にすると年間1580円の節約
●電気カーペット:設定温度を強から中にすると年間5990円の節約

ちょっとずつ工夫することで、リビングだけで年間8880円の節約になるということです。

暖房は「30分以上」外出する場合に
オフにするといいそうです。こまめに団増のスイッチをオン・オフすると余計に電気代がかかるということです。

東京大学 准教授 斎藤幸平さん:
ウクライナ問題もあって、ガス代が2〜3倍になり、電気代も高くなっています。ドイツはお風呂に追い炊き機能がないので、家族みんなで一緒に入ったり、ジムでシャワーに入ったりしています。

■水道のレバー水とお湯の“真ん中”で知らずに料金発生?

日比キャスター:
お風呂やキッチン周りでも節約できるポイントがあるそうです。

【キッチン・洗面所編】
●食器の手荒い(1日2回)
給湯器の設定温度を40度から38度に、2度下げると年間1710円の節約

●洗面所のレバーの位置
レバーの位置が真ん中だと水+お湯が出るため、水かお湯のどちらかにすることで、年間約6216円の節約
(※製品によってい違いあり)

■トイレのふた“しめるだけ” シャワー時間を“毎日1分短縮”も節約に

【バス・トイレ編】
●お風呂
間隔をあけず続けて入る
→追い炊きゼロなら年間7410円節約

節約アドバイザーの和田由貴さんによると、前の人があがってから30分以内に入るということが目安だといいます。

また、和田さんは「シャワーの時間を毎日1分短縮すると、年間約3000円の節約になります」としています。

●トイレ(電気便座)
・ふたを閉めるだけで年間1120円節約
・便座温度を中から弱にすることで年間850円節約

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<プロフィール>
斎藤幸平さん
東京大学 准教授 専門は経済思想・社会思想
著書『人新世の「資本論」』50万部突

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