ソニーフィナンシャルグループ(FG)は22日、少額短期保険業者のジャストインケース(東京・中央)を子会社化すると発表した。2024年内をメドに全株式を取得する方針だ。少額短期保険事業への参入を通じて、保険事業の拡大を目指す。
買収額は非公表。ソニーFGは傘下にソニー生命保険とソニー損害保険を抱える。ジャストインケースを完全子会社にした後、グループ各社との連携を強め、生損保の垣根を越えた商品やサービスを開発していく方針だ。
ジャストインケースは2016年の設立で、デジタルに強みを持つ保険スタートアップの代表格として知られる。スマートフォンの修理費用を補償する「スマホ保険」などを展開している。
ソニーFGは「(グループ各社の販売チャネルと)自由度の高い商品開発が可能な少額短期保険ビジネスを有機的に連携させる」とのコメントを出した。
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