11月10日、JR瀬戸大橋線で列車が橋の上で立ち往生した問題について、JR四国は20日、当時、乗客の救済用の道具が見つからず救済の開始が2時間ほど遅れたことを明らかにしました。

この問題は11月10日、JR瀬戸大橋線の児島駅と宇多津駅の間で送電の設備が断線し、快速マリンライナーが約6時間にわたり橋の上で立ち往生したものです。

JR四国によりますと、断線した原因は分かっておらず、鉄道総合技術研究所へ調査を依頼したということです。また、20日の会見で乗客を救済する列車に移す時に必要な非常用の渡り板が児島駅で見つからず、救済の開始が2時間ほど遅れたことを明らかにしました。

当日は、渡り板を坂出駅から運ぶことで対応しましたが、後日確認したところ、児島駅の渡り板はマニュアルとは別の場所で保管されていたということです。

JR四国はマニュアルの改善や非常用設備の適切な管理などに取り組むとしています。

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