八十二銀行は2023年12月に公表した店舗統廃合計画の一部を変更した。当初は26年1月に吉田支店(長野市)を浅川若槻支店(同)に移転する計画だったが、移転時期と受け入れ店舗を未定とした。計画の発表以降、長野市北部地域ではマンション開発が公表されており「吉田支店周辺の環境が大きく変化することが予想される。地区の店舗配置を再検討するため、一旦、店舗統廃合を延期する」と説明している。

また当初は25年7月に塩尻西支店(塩尻市)を塩尻支店(同)に移転する計画だったが、移転時期を未定とした。塩尻支店の老朽化が進んでおり、移転か建て替えの検討が必要になった。建て替えを実施した場合は工事で店舗や駐車場の利用が制限されるといい、統廃合を新店舗の完成後に延期する。

同行は26年1月に長野銀行との合併を予定しており、あわせて店舗網の合理化を進めている。

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