住信SBIネット銀行は、スマホアプリでATMを利用する場合の手数料を無料にする

住信SBIネット銀行は、スマートフォンのアプリを使ってATMを利用する場合の手数料を12月から全て無料にする。これまでは一定の利用回数を超えると1回あたり110円の手数料を徴収していたが、何度取引しても無料となる。

セブン銀行とローソン銀行のATMが対象で、住信SBIネット銀の銀行アプリを使って現金の預け入れや引き出しをする場合の手数料をなくす。他行のATMを利用する場合には、手数料が無料になる利用回数の上限があるケースが多く、完全無料化は珍しい。

キャッシュカードでATMを利用する場合は、サービスの利用状況に応じて最大で月20回まで無料としている。12月以降、無料となる回数を超えた場合は、110〜330円の手数料がかかる。現在は1回あたり110円を徴収している。

手数料をゼロとすることで競争力を高め、新規口座の獲得や預金の増加につなげたい考えだ。キャッシュカードは盗難や紛失のリスクもあるため、スマホアプリの利用を促進し、安全性を高める狙いもある。

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