創業家から買収提案を受けているセブン＆アイ・ホールディングス。けさ、井阪社長がJNNの取材に応じ、「公平に検討する」と話しました。
セブン&アイHD 井阪隆一 社長
「おはようございます」
けさ、日の出前に姿をみせたセブン＆アイの井阪社長。
セブン&アイHD 井阪隆一 社長
「（Q.今回の提案をどのように受け止めましたか？）公平に検討はしています」
セブン＆アイは現在、カナダのコンビニ大手から7兆円規模の買収提案を受けていますが、きのう創業家の関連会社からも買収提案があったと明らかにしていて「公平に検討する」と述べました。
創業家側からの買収提案はカナダ企業からの買収提案に対抗する狙いがあるとみられますが、少なくとも7兆円規模の資金調達が必要とみられています。
関係者によりますと、創業家や大手商社の伊藤忠商事のほか、複数の大手企業が出資を検討しているということです。
また大手銀行3社があわせて6兆円規模の融資をする案が検討されていますが、銀行関係者からは「額が大きく簡単に出せる規模では無い」という声も出ていて、買収防衛ができるかは不透明な状況です。
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