JA全農いわては2024年産のコメの概算金について、主要3銘柄で60キロ当たり2000円と大幅な追加の引き上げを決めました。概算金の追加の引き上げは8年ぶりです。

概算金はJAがコメ農家に支払う前払いの一時金で、その年のコメの販売価格にも影響します。

JA全農いわては9月に主要3銘柄の2024年産の概算金について1等米60キロあたり過去20年で最大となる4600円の引き上げを決めていました。

しかし民間業者の集荷競争の激化が続いていることから追加で2000円の引き上げを決めました。

この結果「ひとめぼれ」が1万9000円、「あきたこまち」が1万8500円、「銀河のしずく」が1万9500円となりました。

概算金の追加の引き上げは400円が引き上げられた2016年以来8年ぶりです。

変更後の概算金は11月1日から適用していて、それ以前の集荷分については11月中に差額を支払うとしています。

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