11月8日、東北新幹線の列車のパンタグラフに損傷が見つかり、運転を見合わせたトラブルで古川駅近くで長さ1.2メートルの金具が落下していたことがわかりました。けが人は確認されていないということです。
このトラブルは11月8日午後0時半ごろ、岩手県の一ノ関駅で、東北新幹線下りの「はやぶさ19号」のパンタグラフに損傷が見つかったものです。東北新幹線は約3時間後に全線で運転を再開しましたが、秋田新幹線も含め14本の列車が運休しました。
JR東日本によりますと、損傷したパンタグラフは架線と接触して電気を流すスリ板の一部が欠けてなくなっていて、架線を調べたところ、宮城県の古川駅からくりこま高原駅の間で5カ所の金具に損傷が見つかりました。このうち古川駅から2キロほど離れた2カ所では長さ1.2メートル、重さ1.5キロの棒状の金具2本が敷地外に落下していました。
JR東日本は落下によるけが人は確認されていないとしていて、引き続き原因の究明を進めるとしています。
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