特殊詐欺の被害にあった高齢者の電子マネーをだまし取った疑いで、大阪府警の警官が書類送検されました。

大阪府警特殊詐欺捜査課の巡査部長は、茨木警察署に勤務していた去年12月からことし2月、特殊詐欺の被害者にあった2人がだまされて購入した電子マネーおよそ80万円分を、自分のスマートフォンにチャージした疑いが持たれています。

警察によると、被害者が購入したカードの中には、詐欺事件の犯人がチャージしなかった金が残されていて、巡査部長は、カード番号をスマートフォンのカメラで読み込み、金を得ていたということです。

このうちおよそ1000円は、ゲームアプリなどに使用されていました。

巡査部長は「お金を返そうとしていた」などと容疑を一部否認していて、大阪府警は巡査部長を懲戒免職処分としました。

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