祈祷料の名目で高齢者などから金をだまし取ったとして逮捕された酒田市の僧侶が、県内の女性から800万円をだまし取った詐欺の疑いで逮捕された。逮捕されたのはこれで3度目。
再逮捕されたのは、酒田市の宗教法人・大日院の僧侶宗像法照こと眞鍋明夫容疑者(67)で、7日に送検された。
警察によると、眞鍋容疑者は2020年2月から約1年5カ月にわたり、県内に住む70代の女性から、祈祷料の名目で計800万円をだまし取った疑いが持たれている。
眞鍋容疑者は県内のホテルで開いた相談会などで、「有名な寺院の偉いお坊さんから祈祷をしてもらう」などとうそを言って女性をだましたとみられている。
警察は捜査に支障があるとして、眞鍋容疑者の認否を明らかにしていない。
眞鍋容疑者は、東北各地に住む男女に対する同様の詐欺や特定商取引法違反などの疑いで、これまでに2度逮捕されている。
山形・岩手の両県警は、大日院が延べ330人余りから4億万円以上を受け取り、そのうち眞鍋容疑者が3億9000万円以上を集めていたとみて捜査を進めている。
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