トランプ氏が“勝利宣言”をしたアメリカ大統領選挙。現地では盛り上がりを見せています。

 一方、大阪の街ゆく人は…

 (Q米大統領選に興味はある?)
 「よく分からないです。きょうの晩からでしたっけ?なんやろ…クリントン?誰やった?」
 (Q米大統領選で生活に影響あると思う?)
 「ちょっと分からないです」

 一方、個人投資家が集うバーでは5日夜…

 (Q米大統領選注目している?)
 (個人投資家)「めっちゃ注目してますよ。株やってる人だったら絶対注目しますよ」
 (Q注目している株は?)
 (個人投資家)「石油関連、エネルギー関連はトランプさんが気にしているので、そのあたりは(購入を)考えたいなと」

 アメリカ大統領選の結果を巡り、個人投資家はさまざまなシナリオを先読みしていました。

 一方、我々の生活に直結するスーパーマーケットでは…

 (フレッシュマーケットアオイ 内田寿仁社長)「円安が物価高を招いている側面があります。果物だったら、グレープフルーツとかオレンジとかキウイとか。お肉なら、牛肉・豚肉。お魚だったら、サーモンとかエビとか、輸入に頼っている。円安の是正というか、それが(大統領が代わって)できればいいなあと考えています」

 ただ、市場では『トランプ相場』と呼ばれる株高、さらに円安・ドル高を予想する声があり、実際6日の円相場はトランプ氏の勝利を織り込み始め、1ドル154円を超え急速に円安が進みました。

 日本経済にとってどちらが良い大統領なのか、専門家に聞くと…

 (野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英さん)「私はハリスさんが選ばれた方が日本経済にとっては、少し長い目で見ればプラスだと思います。トランプ政権になった場合は、アメリカ経済・世界経済、かなり悪くなる政策がとられる可能性があると思う」

 注目のアメリカ大統領選挙。日本の経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

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