11月5日、 パキスタン南部カラチにある衣料品工場で5日、民間警備員が発砲し、2人の中国人が負傷した。写真は事件現場の工場前で撮影(2024年 ロイター/Akhtar Soomro)
パキスタン南部カラチにある衣料品工場で5日、民間警備員が発砲し、2人の中国人が負傷した。中国人に被害が出る事件が相次いでいることから中国政府はパキスタン政府に中国人居住者の安全確保を求めてきた。
警察関係者によると、発砲した警備員はまだ逮捕されておらず、動機も不明だという。犯行声明は出ていない。
負傷した中国人はカラチの病院で治療を受けており、1人は重症と、病院の広報担当者が話した。
カラチにある国際空港の近くでは先月に中国人2人が死亡した爆発が起きており、反政府武装組織「バルチ解放軍(BLA)」が中国人を狙ったとする犯行声明を出した。
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。