秋の味覚、サンマの宮城県内への水揚げがようやく安定的に継続するようになり、これからシーズンの終盤へ向けて期待が寄せられています。
11月4日朝の気仙沼市魚市場。大型のサンマ漁船2隻が入港し、合わせて218トンのサンマが水揚げされました。
主力となる大型サンマ船の漁は、今年は例年より10日早い8月10日に解禁されましたが、漁場が北海道から1000キロ離れた公海が中心だったことから水揚げは北海道に集中してきました。ここに来て漁場が気仙沼寄りに近づいてきたこともあり、先月下旬から気仙沼市魚市場にも継続的に水揚げされるようになりました。
サンマ漁は例年12月末まで。水揚げがようやく活発になってきて漁業関係者もシーズン終盤に期待を寄せています。
第8太喜丸 井上太喜漁労長
「日本海域にも少し量が見えてきているので、このまま日本海域に入ってきてくれれば、あと1カ月くらい続けばと思う」
気仙沼漁業協同組合 臼井靖参事
「ここに来て10月末から継続して入港しているので、これからに期待したい」
今月1日時点で、気仙沼市魚市場には30隻が入港して2213トンを水揚げ。去年の同じ時期に比べ隻数は59隻少ないものの数量は上回っています。
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