パナソニックホールディングスの子会社の品質不正問題。不正行為が93件確認されました。
パナソニックホールディングスは、子会社で電子部品を手がけるパナソニックインダストリーが製品の安全や品質などの認証を取得する際に数値の改ざんといった品質不正を行っていた問題で、外部調査委員会による調査の結果、不正行為が93件にのぼったことを明らかにしました。
認証を受けた時と異なる配合の製品を生産したり顧客から要求された性能に満たないものを納入したりしていたということです。
これらの不正は国内外55の工場のうち40工場で行われていたということです。この不正を受けてパナソニックホールディングスは品質監査体制の刷新や品質部門の独立性を高めるなどの再発防止策とともに楠見雄規社長が役員報酬一部返上するとしています。
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