新潟県燕市のジェネックが新潟地裁三条支部から破産開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、ジェネックは2007年4月に金型エンジニアリング業を目的に創業し、2014年1月に法人化。事業内容はファブレスの金型エンジニアリンク業を主体に、新潟市中央区でエステサロンの経営も手がけていました。

主力となる金型は自動車や弱電、家電メーカーの1次下請け業者を主体に受注基盤を形成し、2020年3月期は売上高1億1734万円、当期利益737万円を計上していました。しかし、新型コロナ禍の影響でその後の受注が低迷し、2024年3月期の売上高は約6500万円に減少。また、協力工場の廃業などもあって事業継続は困難と判断し、今回の事態に至りました。

負債総額は約7400万円が見込まれるということです。

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