中国電力は31日、今年度上期の決算を発表し、電気料金の値下がりなどの影響で3年ぶりの減収減益となりました。
【中国電力・中川賢剛社長】
「引き続きグループ一体となった収益力強化や経営全般にわたる効率化などに最大限取り組んでいく」
中国電力によりますと今年度上期の売上高は電気料金の値下がりなどの影響で、7419億円と前の年に比べて996億円の減収となりました。
経常利益は燃料価格の低下が電気料金に反映される時期のずれによる差益が縮小したことや競争環境の激化に伴う総販売電力量の減少などにより654億円と前の年に比べて965億円の減益となりました。
同じ時期が減収減益となるのは2021年度以来、3年ぶりです。
一方、今年度通期の業績予想について、島根原発2号機の再稼働による利益見込みおよそ110億円の収支改善効果を反映させ、経常利益を700億円に上方修正しましたが、減収減益になると見込んでいます。
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