JR西日本は新見市と広島を結ぶ芸備線など利用者が少ない区間の収支を公表しました。深刻な赤字が続いています。

公表されたのは、1キロ当たりの1日の利用客が平均2000人未満の17路線30区間の収支です。2023年度までの3年間の平均は全ての区間で赤字となっています。

最も採算が悪かったのは芸備線のうち広島県内の東城と備後落合の区間で、100円の運賃収入を得るのに1万1766円の経費がかかっています。

芸備線を巡っては、国やJR、沿線の自治体などが参加して、路線の存廃を議論する再構築協議会が設置されています。

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