トヨタ自動車は30日、2024年度上半期(4ー9月)の実績を発表した。
世界生産台数(レクサス含む)は2023年の同じ時期から7.0%減り470万5037台だった。
中でも日本の生産台数は、台風10号の影響で国内に14あるすべての工場の稼働を一時停止した影響などで、9.4%減少し153万3526台となった。
販売台数でも前年比減となり、世界全体の販売台数(レクサス含む)は2.8%減って502万8830台だった。
一方、世界全体での電動車の販売台数(レクサス含む)は22.2%増え、223万1342台で過去最高となった。
特に北米やヨーロッパ、中国での販売が押し上げていて、中でも北米でのHEV=ハイブリッド車は新型カムリやRAV4などの売り上げが好調で、約52.3万台と41.9%増えた。
環境意識が高まり、ガソリン車からの乗り換え需要でHEVの購入が増えたとしている。
トヨタは2024年度の世界販売台数を1040万台と見込んでいて、リコールや認証問題による生産停止が解消された下半期にどこまで巻き返せるかが注目される。
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