トヨタ自動車とNTTは、交通事故の削減のため、AI=人工知能や次世代通信などを活用した自動運転の技術開発で提携することがわかりました。あわせて数千億円規模の資金を投じる計画です。

関係者によりますと、トヨタ自動車とNTTはソフトウェア開発で提携し、事故の可能性を事前に察知して車を自動で制御するシステムを開発するということです。

このシステムには、AI=人工知能やNTTが開発中の次世代通信基盤「IOWN」が活用され、両社は合わせて数千億円規模を投じる方針です。

具体的には、車のカメラやセンサーで取得したデータをAIがリアルタイムで分析し、事故の可能性がある場合にはハンドルやブレーキを自動で操作して回避するということです。

自動運転の実現に向けて連携を強化し、2028年をめどに実用化をめざすということです。

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