福井銀行は25日、2024年3月期の連結純利益が前の期比2.1倍の37億円になりそうだと発表した。従来予想は17%減の15億円としており、一転最終増益となる。日銀の3月19日のマイナス金利解除決定を受け、貸出金利息利回りの改善や有価証券利回りが想定を上回った。

前期中に進めていた投資信託の解約に伴う利益を盛り込んだこともあり、予想を引き上げた。同行は「有価証券や貸出金利息の利回りの改善に金利上昇が寄与している部分は少なからずある」としている。

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