秋田銀行と北日本銀行は25日、2024年3月期の業績予想を上方修正した。有価証券利益配当金や株式関係損益が予想を上回る見込みとなり、連結純利益を引き上げた。一方、荘内銀行と北都銀行を傘下に持つフィデアホールディングス(HD)は同日、連結純利益予想を引き下げた。貸倒引当金の積み増しが重荷となる。
秋田銀の連結純利益予想は従来の35億円から45億円に引き上げた。期末配当予想は35円から45円とした。北日本銀の連結純利益予想は23億円から30億円へと上げた。期末配当予想は30円から50円へと20円増配する。
フィデアHDの連結純利益予想は18億円から11億円に下げた。フィデアHDは25年3月期の業績予想も示し、連結純利益は前期見込みの2.9倍の32億円を計画する。
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