将来の進路として林業に関心を持ってもらおうと、益田市の高校で林業の仕事やその魅力について紹介するイベントが開かれました。
職人がチェーンソーの操作を指導しました。チェーンソーを手に、丸太切りに挑戦する高校生。益田市の益田翔陽高校で開かれた「林業カフェ」です。
高校生にお茶を飲むように気楽な雰囲気の中、林業について知ってもらい、将来の進路として考えるきっかけになればと、島根県が2023年から県内の高校で開いています。16日は、益田翔陽高校の1年生35人が参加しました。
はじめに、県の職員が林業についても学べる県の農林大学校について説明したあと、県内で林業の仕事に就いている農林大学校の卒業生が、普段の仕事について紹介しました。
このあと、生徒たちはチェーンソーの使い方を教わりながら、丸太の切断に挑戦しました。
生徒:
チェーンソーで下から切る時にずれるのが難しかった。
生徒:
少し興味がわいたので、林業について調べてみたいと思った。
県は、体験を通じて林業の仕事に興味を持つ生徒が増え、将来の担い手確保につながればと期待しています。
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