平和不動産は25日、東京都中央区のオフィスビル「KABUTO ONE(カブトワン)」に設置した渋沢栄一のオブジェをお披露目した。50代当時の渋沢氏を模した像と並んで座ることができるようにベンチと一体になっている。来訪者のフォトスポットになることを期待している。
オフィスビルのある兜町は渋沢栄一が銀行や証券取引所を設立した場所になる。7月に渋沢氏の肖像がデザインされた新1万円札が発行されるのを機に、等身大のオブジェを制作した。
平和不動産の土本清幸社長は「隣に座って肩を組んでみたいと思ってもらえるようにした。もっと渋沢翁に親しんでもらうきっかけにしてほしい」と語った。移動することも想定して繊維強化プラスチック(FRP)でできている。
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