仙台市は後期高齢者医療保険料の徴収業務で、総額1億円規模のミスがあったと発表しました。システム処理の誤りが原因で3300人あまりの年金から保険料の引き落としがされていなかったということです。
仙台市によりますと、10月8日、複数の高齢者から「年金振込通知書の後期高齢者医療保険料に額面が記載されていない」と問い合わせがありました。市が確認したところ、システム処理に誤りがあり、年金から保険料が引き落としされていない人がいることが分かったということです。
対象者は去年6月から9月の間に75歳となった人や市内に転入した人で、あわせて3356人に上ります。徴収漏れは1人あたり最大約20万円で、総額は1億円に及ぶと推計されています。
仙台市は今後、対象者にお詫び文と納付書を発送し、保険料を金融機関やコンビニエンスストアなどで納付するよう求めることにしています。
仙台市によりますと、システム処理の誤りについて、現在、開発事業者が原因の調査を進めているということです。
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