名古屋証券取引所が24日発表した2024年3月期の単独決算は、税引き利益が前の期比40%増の1億8100万円だった。増益は3期ぶり。個人投資家向けイベント「名証IRエキスポ」の参加料収入が増えた。売上高にあたる営業収益は2%増の11億円だった。
株式相場の上昇や新しい少額投資非課税制度(NISA)の開始を受け、「個人の投資意欲は高まっている」(名証の竹田正樹社長)。11日に名古屋市中区の中日ビルで開いた「個人投資家応援フェスタ」には、1000人以上が参加した。竹田社長は「(今期は)若年層の投資家を取り込んでいきたい」と話した。
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