飲食店の倒産が、過去最多のペースで増えています。
帝国データバンクによりますと、2024年1月から9月までに倒産した飲食店の件数は650件となり、前の年の同じ時期と比べて16.5%増加しました。
年間の倒産件数は870件前後となる見込みで、2020年の780件を上回る過去最多のペースで推移しています。
業態別にみると、居酒屋が最も多く、次にラーメン店などとなっていて、大都市圏を中心に増加が目立ちます。
特に小規模な店舗では、食材や光熱費などの高騰に加えて、人材不足による賃上げなどが収益を圧迫し、帝国データバンクは「中小クラスを中心に倒産や廃業の増加は避けられない」と指摘しています。
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