愛媛県伊方町にある伊方原発3号機で定期検査中の10月2日、送電の開始に向けて原子炉内の出力を測定する検査で装置に不具合が見つかりました。四国電力は対応に時間がかかるとして7日、「原子炉を一旦停止した」と発表しました。

四国電力によりますと伊方3号機で2日午後1時50分頃、送電の開始に向けた検査の途中、装置の一部に不具合が見つかりました。この装置は核分裂を抑える中性子の量を測り、原子炉内の出力の分布を測定するものとしています。

四国電力は点検の結果、不具合の原因は特定できたものの対応に時間がかかると判断。出力約8%で稼働中だった原子炉を7日午後7時頃に一旦停止しました。

このトラブルに伴うプラントへの影響や環境への放射能の影響はないということです。

今回の定期検査は10月25日までの予定だったものの、スケジュールは遅れる見込みです。

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