日本銀行=東京都中央区(斉藤佳憲撮影)

日銀が24日発表した2023年度の企業向けサービス価格指数(15年平均=100、速報)は前年度比2・1%上昇の109・7だった。伸び率は3年連続で拡大し、消費税増税の影響を除くと、1991年度(2・8%)以来、32年ぶりの高い伸びとなった。

同時に公表した24年3月の価格指数は、前年同月比2・3%上昇の111・0だった。

企業向けサービス価格指数は、企業間で取引されるサービス価格の変化を示す。価格に占める人件費の割合が高く、日銀が金融政策の判断材料として重視している。

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