善通寺市の辻村市長㊧と高松信用金庫の大橋理事長(4日、高松市)

香川県善通寺市は4日、全国の信用金庫が参加する「よい仕事おこしフェア実行委員会」と連携協定を結んだ。信金のネットワークを生かし、中小企業のビジネスマッチングを支援するほか地域の魅力を発信する。

第1弾として、善通寺市で栽培が盛んなキウイフルーツ「香緑」を原料にしたクラフトビールを醸造する。醸造は実行委の事務局を務める城南信用金庫(東京・品川)の取引先、大鵬(東京・大田)が担う。販売などを通じ地域産品や市の認知度を高める。

4日の協定締結式で、善通寺市の辻村修市長は「連携協定が地域の課題解決や活性化につながることを期待する」と話した。協賛する高松信用金庫(高松市)の大橋和夫理事長は「善通寺市を明るく元気にするためにまい進していく」と語った。

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