佐賀銀行は24日、事業者が情報照会や手続きなどに利用できるポータルサイトを9月に立ち上げると発表した。まず残高照会や請求書の作成といったサービスを提供し、将来は決算書の受け渡しや電子契約、外部サービスとの連携機能を追加する。2027年ごろにも3万社の利用を目指し、窓口応対などにかかる業務時間を行内全体で約6万時間減らす。

開発するのは「さぎんBizポータル(仮称)」。利用料は無料で、NTTデータが提供するシステムを基盤に機能を盛り込む。既存の法人インターネットバンキングでも残高照会などはできるが、月額1100〜3300円払う必要があった。基本的な情報照会や事務手続きは無料ポータルで対応し、送金が必要なら有料のネットバンキングで応じる形にする。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。