ニューヨーク証券取引所(共同)

23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前日比263・71ドル高の3万8503・69ドルで取引を終えた。米企業の決算発表が本格化している中で好業績を期待した買いが優勢となり、上げ幅は一時320ドルを超えた。

朝方発表された経済指標を受けてインフレの長期化懸念が後退し、米長期金利が低下したため相対的に割安感が意識されたIT株が買われたことも相場を押し上げた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、245・33ポイント高の1万5696・64。

個別銘柄では、通信のベライゾン・コミュニケーションズや金融・旅行のアメリカン・エキスプレスの上昇が目立った。小売りのウォルマートは売られた。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。