千葉公園内に開業したYohaSの寺子屋で出張授業を実施する(千葉市)

千葉県内を地盤とする千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の地銀3行と千葉信用金庫(千葉市)は合同で、地域の子ども向けにSDGs(持続可能な開発目標)に関する出張授業を開く。千葉公園(同市)内の施設「YohaSの寺子屋」で19日に開催し、今後は地元地銀や信金による金融教育なども検討するという。

出張授業の参加は無料で、対象は小学4年生から中学3年生までで定員は16人。授業ではSDGsについて学ぶことができるボードゲームで遊びながら、各金融機関の4人が具体的な意味や取り組みの例などを子どもたちに教える内容を予定している。環境や社会課題を自分ごととして考える人材を育成する。

YohaSの寺子屋は地域デベロッパーの拓匠開発(千葉市)が、子どもの「体験格差」解消などを目的に千葉公園で4月に開設した。地域金融機関や千葉大学が講座提供で協力する。千葉信金の担当者は「今回はテーマがSDGsだが、金融教育など他の講座も検討していきたい」と話す。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。