ネパールのギョーザと本場のカレーが味わえる岩手県盛岡市の「ヒマラヤの風」を紹介します。

県内ではなかなかお目にかかれないネパール餃子を提供する店が2024年の7月にオープンしました。
盛岡市中央郵便局向かいビルの1階に店を構える「ヒマラヤの風」。
ネパール餃子はこの店のまさに看板メニューとなっています。

ネパールの餃子はネパール語で『モモ』といい、小龍包のような形をしています。

ヒマラヤの風代表 カンデルアルンさん
「見た目も色が違ったり中身も挽肉のチキンだったり。緑はほうれん草ベースで中身も野菜でインドのチーズを使ったり、そういうところが特徴」

そして肌寒くなるこれからの時期にピッタリなのがスープ餃子。
トマトベースのスープにスパイスを利かせた一品で体を温めてくれます。

本格的なネパール料理店をオープンさせた理由は、オーナー・カナルアロギャさんの「在住している岩手県でみんなに味を知ってもらいたい」という思いからでした。

来店客
「『モモ』食べた。パクチーとかすごく好きなので野菜の『モモ』がおいしかった」
「なかなか日本でこういうカレーを食べる機会ないのでおいしかった」

ネパール餃子と合わせて店の自慢が本場のカレーです。

ヒマラヤの風代表 カンデルアルンさん
「一番人気あるのが『バターチキンカレー』。スパイスの使い方によって最後に出てくる味が変わってくる。バターチキンカレーだとバターとトマトベースで作られているので甘くておいしい」

そんなバターチキンカレーと相性がいいのがチーズナンのセット。
パリッと焼き上げられたナンの中にはたっぷりのチーズが入っていて、スパイシーなカレーにチーズのマイルドさが加わり口の中でバランスよく融合されます。

このナンと同じ窯・タンドール釜でじっくりと焼き上げられた定番料理がタンドリーチキンです。インドのスパイスを使っていて8時間以上漬け込んで焼き上げています。

ヒマラヤの風代表 カンデルアルンさん
「見た目は赤いので辛そうだなと思われる方もいると思うんですけど、そこまで辛くはない。タンドールで焼いたチキンとオーブンで焼いたチキンの味は全く変わってくる」

本場の料理を提供するためシェフとして声を掛けたのはこの道26年のガネシュさん。そんなシェフが作る自慢の一品が「チキンビリヤニ」です。

ヒマラヤの風代表 カンデルアルンさん
「『ビリヤニ』はインドの料理。焼き飯といってもチャーハンみたいなものではなくてスパイスがきいてリッチな味がする。こういうメニューを日本人に味わってもらいたい。可能であれば別のネパールとインドの色々な新メニューを出していきたい」

岩手では珍しい本格ネパール料理の数々。
スパイスの効いたヒマラヤの風を感じることができる1軒です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。