生活にダイレクトに影響がある変化といえば「食品の値上げ」です。

10月から3000品目近くの値段が上がっていて、年内最大の値上げラッシュとなります。

民間の信用調査会社 帝国データバンクが食品関係195社に行った調査によりますと、今月値上げした食品は2911品目にのぼります。

今年4月を上回る年内最大の値上げラッシュにまちの人は・・・

女性
「そりゃあ大変ですよ、食品だけじゃないからね」「毎日安いものを探して買っている」

女性
「特に野菜とかも、えっ?と思うくらい高い」「これまでの2倍くらい食費がかかっている」

値上げした商品を分野別にみると、水やお茶などのペットボトル飲料を中心とした「酒類・飲料」が最も多く、1362品目で通期での値上げ率も23パーセントとなっています。

原油高によりペットボトルの製造コストが上がったり、輸送費が増えたりした影響が出ています。

このほか「調味料」や「菓子類」、「乳製品」など、ほとんどが値上げしています。

食品値上げの一番の要因となっているのが「原材料費の高騰」で米、豆類のほか、飼料の高騰も続いたためハムやソーセージなどの「加工食品」にも大きな影響が出ています。

一方、パンは2023年値上げしたことに加え、小麦の価格の高騰が落ち着いたことから今回値上げはありませんでした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。