22日からスタートした、TポイントとVポイントを統合した新しい「Vポイント」のサービス

三井住友フィナンシャルグループの「Vポイント」とカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」が統合した新生「Vポイント」は、開始初日の22日からトラブルが発生し、23日も影響が続いた。統合で存在感を高めてポイント経済圏で先行する携帯各社に対抗する狙いだったが、多難な船出になった。

Tポイントは、アプリでVポイントと連携させることで新Vポイントとして合算できる仕組みをつくった。今回このプログラムに不具合が起き、三井住友カードの「Vpass」アプリなどで22日からポイント残高が表示されなかったり、利用できなかったりした。

新Vポイントは、Tカードの提携先だった15万5千店のほか、国内750万店、世界で1億のビザ加盟店で使える。この強みを生かして、存在感を発揮できるかどうかが問われており、スタートから正念場となった。

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