23日の東京株式市場で、日経平均株価は続伸した。終値は前日比113円55銭高の3万7552円16銭。前日の米国株上昇を好感し、取引開始直後は300円超値上がりした。ただ買い注文が一巡した後は、当面の利益を確定する売りが出て下落に転じる場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は3・77ポイント高の2666・23。出来高は約14億3千万株。
前日の米国市場では主要な株価指数がそろって上昇し、東京市場でも買い注文が先行した。中東情勢緊迫化への懸念がやや後退したことも支えだった。
半導体関連銘柄の一角の値下がりが重しとなり、平均株価は一時値下がりした。今週後半から本格化する国内企業の決算発表を前に、積極的な取引を控える様子見ムードもあった。
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