藤枝市は市内中小企業のデジタル化診断支援を始めた(24日、静岡県藤枝市)

静岡県藤枝市は市内中小企業のデジタル化支援事業「デジタル経営診断」を始めた。市が診断ツールを活用して市内企業のデジタル化を診断するのは県内自治体で初。9月から開始し、今年度は240社、3年間で700社のデジタル化支援に取り組む目標だ。

同事業は藤枝市が「藤枝ICTコンソーシアム」に事業を委託し、しずおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の静岡銀行や静銀ITソリューション、ソフトバンクが実施する。ソフトバンクのデジタル経営診断ツール「デジタル化診断Standard(スタンダード)」を活用する。総務・人事や営業、経理など5項目で判断し、それぞれの項目で自社と同程度の規模や業種の企業の平均との違いを確認できる。診断は無料で行える。

診断後は希望する企業に対し、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むためのデジタルツール提案や導入支援などのコンサルティングを実施する。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。