筑波大学は政府がまとめた機関投資家に求める行動規範「アセットオーナー・プリンシプル」の受け入れを表明した。国立大で初めて。筑波大は資金運用に積極的で規範に従い透明性を高め運用実績向上につなげる。
行動規範は8月下旬、内閣官房で確定した。公的年金や共済組合、企業年金、大学のファンドや資産運用を手がける学校法人などに対し、状況に応じて受益者に適切な運用成果をもたらすように5つの原則を定めた。
筑波大は4月に資金運用などを統括する最高財務責任者(CFO)を置き、「事業・ファイナンス局」も新設。外部人材中心の「資金運用委員会」も設け運用力強化とコンプライアンス(法令順守)確保に努めている。
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